NK-EXO

免疫細胞由来サイトカイン&エクソソーム
院内調剤原料

NK-EXO

NK-EXOとは

NK細胞は、免疫細胞の一つであり、全身をパトロールしながら、病原菌やがん細胞を見つ
け次第攻撃するリンパ球です。 身体に備わっている防衛機能である自然免疫に重要な役割
を担っています。このNK細胞が培養増殖する過程で細胞そのものから分泌されたエクソソ
ームやサイトカインを集めて生成しています。

① ナチュラルキラー細胞由来のエクソソーム・サイトカイン群
② 情報や指示が搭載された低分子タンパク質
③ NK-EXOは免疫機能に特化して設計

成分分析

INF-γ2.6 ng/mL以上
パーフォリン1.3 ng/mL 以上
グランザイムA156 ng/mL 以上
グランザイムB2.55 ng/mL 以上
GM-CSF0.64 ng/mL 以上
IL-100.05 ng/mL 以上
IL-51.33 ng/mL 以上
IL-137.3 ng/mL 以上
TNF-α0.09 ng/mL 以上
MIP-1α(CCL3)3.56 ng/mL 以上
エクソソーム1.57×1012個/mL以上
CD92473pg/well

※4mL溶解時の場合

NK-EXOの主要因子

INF-γ(ガンマ)マクロファージの活性化、抗原提示能やT細胞の活性化を促進・誘導など
パーフォリン細胞傷害性顆粒 – 細胞膜に孔をあけ、標的細胞へグランザイムの動員を促進
グランザイムA細胞死(アポトーシス)を誘導
グランザイムB細胞死を誘導
GM-CSF骨髄で作用し、好中球および単球の産生を活性化。マクロファージの活性化
IL-10抗炎症作用
IL-5好酸球、好塩基球の活性化、B細胞増殖液性免疫(病原体に作用、炎症誘導)
IL-13抗炎症作用 ・ NK細胞のINF-γ産生誘導
TNF-α腫瘍壊死因子、細胞増殖・分化・アポトーシス・脂質代謝などの調節
MIP-1α(CCL3)多形核白血球の浸潤と活性化、マクロファージ遊走制御
MIP-1β(CCL4)NK細胞の誘導、マクロファージの遊走制御